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Channel: 老猫街ある記・食べある記
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瑩山紹瑾禅師所縁の洞谷山永光寺に参拝♪

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今週日曜日はなんとか天気が持ちそうだったので、羽咋市にある洞谷山永光寺に行ってきました。

このお寺は、曹洞 宗の第四祖瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)が正和元(1312)年に創建したという由緒ある禅寺です。瑩山紹瑾禅師と言えば、以前参拝した門前町にある總持寺祖院の開祖としても有名なお坊さんですね(といいつつ、老猫も能登半島に来て知ったのですが

老猫は禅寺の雰囲気が好きなので良く足を運ぶのですが、永光寺も羽咋市の市街地から程近い立地からは想像できないくらい山の中という感じで、清浄な空気が漂っています。

参道のどん詰まりに急な石階段があって、その上には立派な山門が建っています。

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山門を潜ると法堂、僧堂、鐘楼などの建物が見えてきますが、建物は回廊で結ばれていて、この様な伽藍配置を永光寺方式って言うみたいです。同じような建物でも、様式の差なのか空気感の差なのか、老猫には禅寺の方が好ましく感じるから不思議です…

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法堂でご本尊の釈迦三尊や山岡鉄舟の襖を拝観した後、裏山にある開山塔と五老峰を参拝しました。

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開山塔は瑩山紹瑾禅師のお墓、五老峰は曹洞宗五祖(如浄、道元、懐弉(え じょう)、義介(ぎかい)、瑩山)の遺物が収 められた廟(古墳みたいな塚)で、信仰の中心とされているそうですφ(..)

五老峰には、道元禅師の霊骨が納められているそうですし、境内には足利尊氏が奉納した仏舎利を納めた塔もあるそうです。

舎利信仰や西洋の聖遺物信仰に興味のある老猫にとっては二重の意味で興味深いお寺です♪

もっとも信仰の対象である霊骨や仏舎利は、博物館みたいに見ることが出来る訳ではありませんけどね

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